五十代転職は、やはり厳しい!年齢だけで推し量れない本当の理由とは?

何故「敬遠される」のか?

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先日、ある宅配業者と話する機会がありました。食材を家庭に届ける有名な企業ではあるのですが、現在「正社員募集」しているとの事でした。はっきり言って「人材不足」で、随時募集をかけているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

労働条件の厳しい「宅配や運送関係」は人出不足と聞いてましたが、それならば「派遣」等で定職に就いてなかったり、他に転職を考えてるという形で募集をかけたら集まると思うのです。その事を告げたのですが、答えは「NO」でしたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず「誰でも面接」は行うそうです。しかし、実際は不採用と決めてあると聞きました。つまり、人材は「戦力になってくれない」と困るわけです。従って「派遣」の様な人材は、採用しても長続きするのか疑問が残るとの事でした。今や宅配業も「ただ配っていればいい」状況ではないのです。伝票関係や在庫管理等といった「配達以外の業務」も全てこなさなければならず、ぬるま湯に浸かっている様な連中には例え採用になっても務まるか?という点が懸念されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新卒ならばともかく「派遣やバイト」を長く続けている「ゆとり世代」は、余程の人材でなければ採用される事はありません。これには反論の余地がありますが、私見ではないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤル気を前面に出してアピールすれば「採用もアリ」になると思いますが、基本的に淡々として面接を受けても結果は永遠に変わらないと思いますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「職余り」かも知れませんが、そこには採用しない理由が存在したわけです。

人手不足でも求めるのは「スキル」

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50代転職が厳しい理由?

 

ズバリ言いますと「スキルが弱い」そうです。真面目でも物覚えが悪かったり、考えが整理付かなかったりと「新たな業務に関する知識」が入らないんです。また体力面も弱く、言葉は悪いですが「戦力にならない」と考えられているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「戦力にならない」というより「即戦力に時間が掛かる」のが本当のところでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

確かに「経験則に基づいた業務」なら、問題無いかも知れません。しかし「とりあえず始めてみよう」で面接を受けたところで、門前払いは食らわないでしょうが「不採用」になる事は間違いありません。これはアゲンストというよりも、厳しい現実を突き付けられていると思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人手不足なら背に腹は代えられない状況のはずです。それでも50代が敬遠されるのは、身体的な衰えが若い世代に比べて微妙に表れます。それがイージーミスならともかく、取り返しのつかない事態に繋がる場合もあるわけで「雇う側」はそのリスクを嫌うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また「一からの仕事」を覚える能力が著しく弱ってますね。今まで培ってきた業務なら身体が「感覚で覚えてる」状態なんです。それで問題はないのですが、新たに覚えるとなると「苦しい」ですね。今までの2倍3倍の労力を要しますし、その間には当然ミスを多発します。もちろん、誰でも新しい仕事を覚えるのにはリスクを伴うものですが、その期間が長過ぎるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ会社で部署異動があったり、出向しただけでも「相当な苦戦」を強いられます。それが新たに転職となると、受け入れ先企業は「若い即戦力」を求めるのが本音なんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その縮図は「プロ野球界」を見ていれば、何となく伝わりますよね。

それでも転職したい50代の方に

リスクを伴いますが、まず現在の職場に「軸足を残した状態」で探す事を鉄則として下さいね。退職後転職は、お勧めできません。そして経験則に沿った仕事を一本に絞り込み、それ以外の仕事には目を向けない様にしていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

極力「仕事を覚える時間」を短くするのです。受け入れ側は「即戦力」を求めているわけですから、初めてトライするという業務は苦しむだけです。しかし、まず問題なのは「採用されるか?」になりますよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その点から「経験則を活かせる」業務が絶対的な条件でしょうね。よく「未経験者でも歓迎」という様な謳い文句を入れてる募集広告は、お勧め出来ません。こういう企業は「従業員の出入りが激しい」ところです。いわゆる「ブラック企業」に近いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

50代転職は相当なハンディキャップと思って下さい。その荒波に飛び込むわけですから、相当な覚悟を要するのは当然の事です。従って「学ぶ」というより、自分の知識の引出しを開ける感覚でアピールする。それが最も重要な点と言えますね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、職場には「自分より年下の先輩」だらけになります。同い年や年上は稀だという事も覚悟しておく必要があります。中には、相当に横柄な態度を取ってくる常識知らずの連中もいるわけです。嫌がらせとまではいかないですが、全くフレンドリーに接しない態度を続けてくる者も珍しくありませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転職活動中も転職後も「試練が多い」のが50代の転職なんです。結構「冷たい視線」も覚悟しないといけませんし、50代を過ぎてからの辛さに「耐える事」は出来ますか?今までのプライドもズタズタにされる可能性も無いとは限りませんし、後戻りも出来ません。そんな半端ないリスクが付いて回るわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勤めてる企業が「経営不振」「避けられない事情」があっての転職なら致し方無い事ですが、給与が少ない等の感情的な理由で職場を辞めるのは賛成しかねます。これは、最近聞いた「リアルな意見」から書かせてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リスクマネジメントを常に想定した生き方を進め、そして「ソフトランディング」を目指していきましょう。ゴールは、あっと言う間にやって来ますよ。

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