職場トラブルは大人の発達障害かも?理解を深める特徴紹介

「カミングアウト」の真意

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芸能人の「発達障害カミングアウト」がクローズアップされています。これは「勇気」のいる事ですし、素晴らしい決断と思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ようやく「発達障害」に関する理解が進んできましたが、まだまだ十分ではありません。

 

 

 

 

 

 

 

何故「発達障害」に関する理解も研究もされなかったのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

「知的障害」を伴ってない方が多いからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

それどころか、かなり高度なIQを持ってる方もいますので(従来の)障害者という「括り」で見なかったわけですね。同時に「精神障害」の研究が優先された事も背景にあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

それ故に「発達障害」の研究も遅れ、世間で「奇人扱い」され、色目で見られて苦しんでる方が多いのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

発達障害の特徴は?

 

以前にも紹介しましたが、大きく分けて3つのグループに分かれます。

 

A自閉症スペクトラム(ASD)

     特徴:社会性やコミニュケーション能力に乏しい。想像や拘りが強く、知的は通常なケースも多い。

B注意欠陥多動性障害(ADHD)

     特徴:落ち着きがなく、思い付きで行動しやすい。注意、関心の切り替えが難しく簡単なミスが多い。

C学習障害(LD)

     特徴:読み書きや単純な計算が出来ない。時計が読めなかったりする場合もある。

 

これらは、あくまで基本的な特徴であり実際は更に細かく「それぞれ」の特徴が存在します。

 

 

 

 

 

つまり「人の性格」と同じわけです。

 

 

 

 

 

 

 

有名人で「カミングアウト」されてる方は、まず世間に「発達障害」を好奇な目で見ずに理解を(世間に)求めての事なのです。

 

奇人扱いは止めて総合理解

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発達障害の職場トラブルって?

 

 

・以下のトラブルが多いのです。

 

口頭での指示取り違え(若しくは忘れ)

電話応対での誤解。

顧客、得意先との揉め事。

ケアレスミスが多い。

業務の流れが早くなるとミスを多発。

職場内での人間関係で孤立しやすい

 

総合的に対人コミュニケーションが取れず、簡単なミスや頼んだ事を忘れている場合が多いのです。

 

 

 

 

 

 

本人は「真面目に取り組んでいる」のですが、周囲に「わざと間違えているのか?」と誤解され、やがて双方ともストレスが膨らみ(職場を)去らざるを得なくなります。

 

 

 

 

 

 

 

「何で、そんなミスするの?」

 

 

 

 

 

 

 

発達障害を理解してない方は、異口同音に同じ言葉を発すると思います。

 

 

 

 

 

 

 

「大人の発達障害」というキーワードがクローズアップされ出し、ようやく世間的にも認知されつつあるのですが、まだまだ理解度は低いのが実情なんです。

 

 

 

 

 

 

 

「発達障害の人に、どう対処すればいいの?」

 

 

 

 

 

「うち(職場)では些細なミスばかりされて困っているんだけど」

 

 

 

 

 

 

 

これは「雇用側」の偽ざる心境と思います。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、いつまでも「平行線」を辿るだけでは進歩は望めません。

 

 

 

 

 

 

 

ここは、私達が理解を深める姿勢」を持ち、職場で苦しむ人を円滑に戦力へ引き上げる努力をすべきだと思います。

 

特徴を掴みポジティブに

発達障害の人は働けないの?

 

 

そんな事は全くありません。

 

 

 

 

 

 

 

発達障害の方の特性を活かした(職場での)仕事を与えると、相当な戦力になるのです。

 

 

 

 

 

 

 

近年、発達障害の研究が進み、取り上げられてきたのは「ポジティブな才能を備えている」事が関係するのです。

 

 

 

 

 

 

つまり「ネガティブな特徴」の裏返した部分に優れた才能が隠されているわけです。

 

・知っておきたい発達障害の長所。

 

的確に物事を見る能力に長けている。

細かい作業に取り組む集中力が高い。

ある特化した事に関する興味や知識が高い。

数字を扱う能力に長けている。

得意(興味ある)分野は、とことん没頭する。

決められた事は忠実に実行する。

 

発達障害もタイプ別に分かれますから、絶対ではありません。それでも大まかに見ただけで特性を活かすだけの能力を備えているのです。

 

 

 

 

 

 

 

総体的に「予測がつかない」事を苦手とするので、初めて何かを行うケースは(戸惑うので)配慮が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

また口頭で伝えた事を「忘れる」ケースが多いので「メモ」を渡すか、本人に「メモを取らせる」習慣を付けるといいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして「決まり事」をルール作りして、本人に理解させる事もコミュニケーションを円滑にする方法だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

「あるサイト」「叱る時は思いっ切り叱って下さい」と書いてありましたが…

 

 

 

 

 

 

 

 

絶対に止めて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

人一倍、不安や恐怖感があるので大声で叱りつけたりする事は逆効果です。

 

 

 

 

 

 

 

もし、何かしらの失敗があれば「責める」より「正しい方法」を諭す様に説明するといいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

上から押え付ける態度はNGです。

 

 

 

 

 

 

 

業務に関しては、自分自身でモノにした事をとことん突き詰めてやり遂げる様に「短所と長所」が表裏一体となってる場合があるのです。

 

 

 

 

 

 

 

「発達障害」の人が自身をその様(発達障害である事)にアピールする事は稀でしょうし、今も気付かないまま職場に勤めてる方が現実にいる事を踏まえると…

 

 

 

 

 

 

 

周囲の理解が大切」になってくるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あいつ、ちょっと変わってる」

 

 

 

 

 

 

 

 

そう感じる人が職場、或いは身近に存在するならば「奇人扱い」する前に…

 

 

 

 

 

 

 

じっくり接して、理解を深め「コミュニケーション」を取れる(環境作りにする)使命が問われています。仲間に入れて会話を図り、存在感を高める様にして上げる事が大切だと思います。

(合わせてお読みください)

周囲に迷惑をかける人は人格障害?知っておきたい見分け方

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