2020年東京五輪で野球は金メダルを獲れるか?ベストメンバーを考える

WBCとは一線を画します

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まだまだ先と思っていても、あっという間に「東京オリンピック」はやって来ます。4年間という月日は長い様で意外と短いですからね。ホスト国としてのプレッシャーは半端ではありませんが、やはり「メダル数」というのは無視できない課題でしょう。もちろんメダルの色も良いに越した事はありませんが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

率直に言って、いろんな種目がありますが「人気種目」「不人気種目」とでは注目度が著しく違ってくるのも致し方無いのです。そして、「メダルの期待がかかる人気種目」が最も注目されますよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その中でも「北京オリンピック」以来の復活となった「野球・ソフトボール」は注目が高いですよね。ソフトボールが金メダルを獲得した事は記憶に新しいところですが、野球に関しては悔しい思い(4位)に対するリベンジの意味合いも残っているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野球人口減少が叫ばれてる中、危機感が存在するのです。また「金メダル獲得」は日本の野球界にとって悲願でもあります。もちろん(日本中の)期待も大きいですから、絶対に勝ち抜かなくてはならない戦いと言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野球の国際大会と言えば「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)」がありますが、オリンピックというステージは別格であり地元開催になりますからね。ここは是が非でもベストメンバーを厳選し、限りなく悲願成就を達成する方向へ近付かなければなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「侍ジャパン・稲葉監督」にとってもプレッシャーのかかる状況ですが、覚悟を決めての就任と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん「WBC」がサッカーで言うところの「ワールドカップ」に当たります。どちらのグレードが高いとかではなく、オリンピックというステージに野球を残す事が今回の重要な課題でもあるわけです。サッカーはオリンピックよりもワールドカップに重点を置いてますが、競技人口が世界的に見ても少ない野球にとって(オリンピックは)特別な存在と言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野球を国際的に発展、存続させる為には「インパクトを残す」事が何よりも求められるのです。勝利はもちろんの事、多くの人の心を揺さぶる戦いを「侍ジャパン」は期待されているわけです。

メジャー組の参加はあるのか?

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是が非でも「悲願の金メダル」を獲得する為には必勝態勢で臨まないといけません。当然「侍ジャパン」に選ぶメンバーも「ベスト・オブ・ベスト」である必要があります。稲葉監督が最も神経を使う作業と言えるでしょう。野球であれサッカーであれ代表監督は「如何にベストな選手選択をするか?」が重要になってくるからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃぁ..マー君(田中将大)、マエケン(前田健太)、ダルビッシュ(有)、大谷(翔平)は鉄板だな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰もが、メジャーで活躍する「S級のプレーヤー」を連想するでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

あの「二刀流」が東京オリンピックの舞台で躍動する姿を観たいですからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、東京オリンピックで「二刀流」を観る事は現状では厳しいと思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何故なら、メジャーリーガーは所属チームと契約の縛り等があり「簡単に所属チーム外の試合(ここでは国際試合)」に出場する事が出来ないからです。これは故障等のリスクを嫌い、予め「契約条項に盛り込む」ケースが考えられます。もちろん全てのチームや選手ではありませんが、大谷選手の様に(稀な二刀流というケースになると)体調管理面のリスクが上がるとなれば球団も止めるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニューヨークヤンキースは元来「選手の派遣に消極的」なので、田中将大選手の招集も厳しいと思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

WBCを野球の「ワールドカップ」と捉えていく傾向が強いですし、イチロー選手は元々「オリンピックはアマチュア選手の大会」との考えからオリンピック参加に消極的でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メジャーリーグは今やアメリカだけではなく、中米の強豪国の選手が主力を形成しています。もし(メジャーから)制限なく選手が送られてくれば「北中米選手権」と化す可能性もあるのです。従ってメジャー組の参加は痛し痒しでもありますから、ここは国内組の選手で構成する事を念頭に置いておくべきでしょう。

2020年の東京五輪に立つのは?

メジャーリーガーの参戦を断念して選手選考は進めていくと思われます。あくまで国内組に拘った選考で問題無いでしょう。もちろん、地元で開催するアドバンテージを生かして「侍ジャパン」がどういう方向で野球を進めていくのか?ただ単にシーズンの成績が良いだけの高給取りではダメですからね。稲葉監督が掲げる野球にマッチした選手を上手く落とし込まないといけないわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピッチャーはメジャー組が加わらなくとも計算の立つ人材が揃うと思います。決してスピードだけに拘ったパワーピッチャーでなくても通用するでしょうから、まずは細かいコントロールを駆使出来る繊細なタイプを求めたいところですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野手も「低打率で三振の多いホームランバッター」は必要無いと思います。日本はあくまで徹底した「スモール・ベースボール」に拘るべきだと思いますし、勝ち進むにはそれしか道がありません。極端な話「打率2割5分」のバッターが二人居て、前者が「長距離バッター」後者が「長打は打てなくてもバントやエンドランの小技が出来る」としましょう。それなら躊躇なく後者がメンバーに相応しいのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年東京五輪・野球のメンバーに誰を選ぶ?

 

 

 

あくまで独断ですけど、2018年現在の実績を元に有力候補を選んでみました。

ピッチャー編(先発)

武田翔太(福岡ソフトバンク・ホークス)

千賀滉大(福岡ソフトバンク・ホークス)

菊池雄星(埼玉西武・ライオンズ)

岸孝之(東北楽天・イーグルス)

則本昂大(東北楽天・イーグルス)

田嶋大樹(オリックス・バファローズ)

石川歩(千葉ロッテ・マリーンズ)

菅野智之(読売・ジャイアンツ)

 

ピッチャー編(中継ぎ・押え)

森唯斗(福岡ソフトバンク・ホークス)

松井裕樹(東北楽天・イーグルス)

増井浩俊(オリックス・バファローズ)

山本由伸(オリックス・バファローズ)

宮西尚生(北海道日本ハム・ファイターズ)

石崎剛(阪神タイガース)

山﨑康晃(横浜DeNA・ベイスターズ)

田島慎二(中日ドラゴンズ)

石山泰稚(東京ヤクルト・スワローズ)

 

バッター編(捕手・内野手)

嶋基宏(東北楽天・イーグルス)

炭谷銀仁朗(埼玉西武・ライオンズ)

小林誠司(読売・ジャイアンツ)

中村雄平(東京ヤクルト・スワローズ)

内川聖一(福岡ソフトバンク・ホークス)

今宮健太(福岡ソフトバンク・ホークス)

松田宣浩(福岡ソフトバンク・ホークス)

浅村栄斗(埼玉西武・ライオンズ)

宗佑麿(オリックス・バファローズ)

中島卓也(北海道日本ハム・ファイターズ)

鈴木大地(千葉ロッテ・マリーンズ)

田中広輔(広島東洋・カープ)

菊池涼介(広島東洋・カープ)

宮﨑敏郎(横浜DeNA・ベイスターズ)

坂本勇人(読売・ジャイアンツ)

山田哲人(東京ヤクルト・スワローズ)

 

バッター編(外野手・指名打者)

柳田悠岐(福岡ソフトバンク・ホークス)

秋山翔吾(埼玉西武・ライオンズ)

吉田正尚(オリックス・バファローズ)

西川遥輝(北海道日本ハム・ファイターズ)

角中勝也(千葉ロッテ・マリーンズ)

丸佳浩(広島東洋・カープ)

鈴木誠也(広島東洋・カープ)

筒香嘉智(横浜DeNA・ベイスターズ)

大島洋平(中日・ドラゴンズ)

森友哉(埼玉西武・ライオンズ)

山川穂高(埼玉西武・ライオンズ)

中田翔(北海道日本ハム・ファイターズ)

岡本和真(読売・ジャイアンツ)

 

 

もちろん、挙げた選手全員が選ばれるわけではありません。こちらの独断でザクッと挙げただけで上記の選手数に上りました。ここから更に絞られるのですが、挙げてない中にも当然「大ブレイク」して入り込む選手は出てきます(個人的には大歓迎ですよね)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あくまでフラットにチョイスしたのですが、必然的にパ・リーグの選手に偏りました。これはいかに今のプロ野球が「パ・リーグに優秀な人材が流れてる」若しくは「パ・リーグの方が選手の育成に長けている」かという事を証明する結果となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年まで時間も決して多くありません。そして如何に国際仕様の状況下に対応した戦いが出来るか?その条件に当てはまる選手が第一に求められます。たまたま「今シーズンの成績が芳しくない」という理由だけでも図れない難しさがそこにあるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひょっとして、未だ「プロの門」をくぐっていない若者も「侍ジャパン」の追加招集メンバーに加わるサプライズも無いとは言えません。そんな嬉しい誤算も含めて2020年へと繋いで欲しいと思うのです。

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